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2020年5月23日 (土)

ペルチェ ワインセラーの修理

・・もう何台目だろうか、ペルチェ冷却タイプのワインセラー修理を依頼された。

いずれもスイッチング電源の破損・・FETが飛んでいたりマイラが焼けていたりコンデンサがパンクしていたり・・色々。

根本的に設計がプアすぎるし、素子の素性も??半田付けもダメダメ。ヒートシンクやデカイ抵抗の横にコンデンサが接していたり・・ホントに設計通りの電流が供給出来ているのか??

今回もFETが飛んでいたので単純に交換だけして修理完了と思ったのだが、ふと見ると電源出力に直接ペルチェがつながっているのに気付いた。??温度制御どうしているの??

改めて(ざっとだが)回路を見ると、温度はコンパレータ、スイッチング制御はTL494でごく普通。ではどうやって温度制御しているのか?

スイッチングICを制御して出力そのものを制御していた!なかなか上手い事を考えたものだ。

・・とは云っても簡単に壊れるプアな設計ではダメダメですね。

今回の修理では電源/制御全て取っ払い、出力1.5倍のTDKスイッチングレギュレータと中華電子サーモを使いシステムを作り直した。これで当分壊れないと思うが、次はペルチェが飛ぶのか?

クライアントにはコンプレッサかアンモニア冷却のヤツを買う様に話しておいた。

注意!!ワインセラーは24時間365日通電している。生半可な修理は即座に事故発生の可能性が有る。判る人以外はあきらめて廃棄するのが正解です。

追記:電源の故障原因を調査した。1次平滑コンデンサ容量抜け→トランジスタに過電圧→トランジスタ破壊・・と進行した模様。別の一台も同様にコンデンサ、トランジスタ各一個を交換したところ起動した。が、トランスが鳴いている事に気付いた。外見上は異常無いコンデンサを調査すると完全にドライアップ/オープンサーキットで整流電圧がそのまま流れていた。

やはり24時間(ほぼ)全力運転するには設計、出力共に不十分だと云う事が明らかとなった。 16/June.

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