ハンチング原因の一つに2次エア吸入が有る。
気になっていたインジェクタ/スリーブに向けてキャブクリーナーを噴射するとエンジン回転に変化が有ったのでそれぞれのO-リングを交換する事にした。
前回の交換は2006年184023Km・・14年も前か。

抜き出したインジェクタ/スリーブとマニホールドの穴。結構汚れているのも有れば、それ程でも無いヤツも有る。こんな状態でも街乗り8Km/l,高速10Km/l走る。
#1~#4まで分けて画像を撮っておけば良かったかも。
スリーブからインジェクタを抜く時に#4を割ってしまった・・が、こんな事もあろうかと事前にスペアを用意しておいた。
上のO-リングはかなり硬化していた。下の緑色のはまだマシだが、要交換レベル。
新品と交換。グリスは高級なフッ素グリス・・怪しい??
アッパインジェクタO-リング。当然だが上が新品。14年の艱難辛苦はココまでカタチや色さえも変えてしまう。
インジェクタO-リングの挿入は画像の通り。バイスに固定して力業で挿入。潤滑材は白色ワセリン(ガソリンで溶けてしまう。ワセリン使用はアウディ純正作業書にも記載が有る)。
O-リング交換完了。指が痛くなります。
後は再組するのみ。
今更だが歳を経たフューエルラインは簡単に折れる・・有る意味オソロシイのだが新品は無い。分解再組時は充分注意する事。
あの辺りがスッきりするので懸案だったY-ピースを併せて交換した。
Y-ピース・・・ヤナセ価格はあまりも高価でぱらいその中では「その価格は重さあたりの金と同じ」と恐怖し、購入をためらったモノ。ネットサーフィンを続ける中で高年式車(とはいっても1,2年後)は金属製に変わり、簡単に破壊されなくなったモノを発見した・・・それって対策部品じゃね??
・・前回交換したのは一寸記録に無いけれど、10年以上前だとは思う。見た通り外す時に割れてしまった。
純正パーツナンバーは026 103 693・・・多分製造中止だろうなぁ。
コイツが対策部品??。
パーツナンバーは053 103 693
金属製なのであまり気にせずホースバンドを締め込める。プラ製だと気を遣う。
インテークマニホールド穴はキャブクリーナーとブレーキクリーナーを浸したウェスできれいにしておいた。
・・・残念ながら試運転でもハンチングが発現した・・やっぱりフューエルデスビかエアマスが原因なんだろうなぁ。
データ:
アッパインジェクタホルダO-リング: 026 133 557
ロアインジェクタホルダO-リング: 026 133 557A
アッパインジェクタO-リング: 034 133 557E
ロアインジェクタO-リング: 純正での設定は無い?。 代換品: NOK CO 057 F201 03 フッ素ゴム 1.5×9.5 で、イケル。
トルク一覧:
フューエルディストリビューター・フューエルラインバンジョー 10Nm
フューエルインジェクター←→フューエルライン袋ナット 20Nm
フューエルインジェクターホルダーボルト 10Nm
走行距離290344Km・・月へはまだ遠い。
6/May :文言訂正
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