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2019年7月 9日 (火)

w124 内外気切り替えフラップ整備 備忘録

原則として内外気切り替えフラップ整備はダッシュボードを外して行わなくてはならない。あの頃のベンツ技術者の(妙な)こだわり?の為か、たかだかフラップの動作に2個もバキュームモジュレーターが使われている。

周知の事だとは思うが、バキュームモジュレーターは消耗品なのだ!あんなトコロやこんなトコロ、手の届かないアソコにもバキュームモジュレーターは使われている。おまけに大変高価だ。

バキュームモジュレーターの構造はインテークマニホールドで発生した負圧を利用した負圧アクチュエーターだ。ゴム袋とスプリングでロッドを動かす仕組みになっている。

ゴム袋は動作の度に伸縮を繰り返すので、いずれヒビが入り破れる。破れると負圧が掛からないので動作しなくなる・・壊れるのだ。

高価で壊れ易く配管も必要な事から負圧モジュレーターは廃れ、この手の動作にはギアとモータを使ったメカニカルなアクチュエーターが多用される様になった・・このギアも良く割れて壊れるのだけれどね。

前置きが長くなったが、内外気切り替えフラップはエンジンルーム側からでも「なんとか」整備出来る。

ちなみにぱらいそ家のw124は1990年式260Eで外気フィルター無しのタイプ。

ワイパーを外し、ブロアカバーを外し、フラップ中央に開いた穴からリレーロッドを外す。マイナスドライバーとかでコジれば簡単に外れる・・入れる時の方が大変なのだ。

リレーロッドはネジになっている。右に回せばフラップが引き込まれ、左に回すとロッドが伸びてフラップ押し上げ量が増える。
ブロアカバーを仮止めしてエンジンを始動し、内気循環ボタンを押してカバーとフラップの密閉具合を見て、リレーロッドの伸縮量を調整する。

リレーロッドL字金具のフラップへの嵌め方。外気導入状態にする・・エンジンを切ればよろしい。
あらかじめ細い針金をロッドに巻き付けて(結ぶ、ではない)フラップの穴から引き出し誘導する。しかる後、金具をスナップに嵌め込み、針金を引っ張って外せば作業終了。

まどろっこしい事をせずにワイヤで動作させた方が金も故障率も大幅に下がるのにねぇ。全くもってどうかしてるよ。

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