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2019年6月 5日 (水)

アウディ 80 2.0E エアコン について

*1989年式アウディのエアコンはR12ガス(特定フロン)が使われている。コンプレッサーはデンソーの製品なので国内でリビルトが可能である。

Dscn2551

DENSO 10P17C

AUDI 034 260 805 D

*ぱらいそが確認した限りではRX-7/FC3に使われていたコンプレッサが同一品。配管の取り出し口のみ異なるので現車から移植が必要。

現品修理も可能だし、デンソー製品なので多くの車に使われていたコンプレッサなので入手に問題は無いと思う。

*1992年10月以降から冷媒がR134aに変更され、コンプレッサーもZexel製出力制御コンプレッサーに変更されている(らしい)。

 

*エキスパンションバルブは使われていない。代わりに「オリフィスチューブ」ヤナセでは「レストリクター」が使われている。非常に原始的。設置位置はファイヤーウォール、エバポレーターとの接続パイプ内。

*オリフィスチューブはほとんど?汎用部品。高価なアウディ純正を購入する必要はない。ぱらいそはACデルコのモノを購入した(1000円位)。

*エアコンアンプ(アンプぢゃないのでぱらいそは一寸違和感をかんぢる)はハンドル下のリレークラスター#4。

エバポレーターが凍結しないようにマグネットクラッチのon/off制御をしている。 追記:時間制御だと思われる

アウディでの制御は不明だが、一般的にはエバポレーター温度が2~3度になる様コントロールしている。

マグネットクラッチを0~1度でoff、2~3度でオンに制御している。オンオフ間の差、1-2度は「ヒステリシス」制御温度。ヒステリシスを設定しないと設定値を境にオンオフがバタバタ切り替わる。コレを防ぐ為に設定されている。

*エバポレーター温度センサーは1個。国産車はフィンに密着して設置、欧州車の多くはフィンから離して設置されている・・らしい。アウディは未確認

 重要追記:89年式アウディB3にエバポ温度センサーは存在しない。2019年12月ヒーターコア/フィードホース折損の為エアコンユニットを降ろす事になった際に確認した。室内側に有るのは低圧カットオフスイッチ(ガス漏れ/圧低下からコンプレッサを守る為に有る)だけだった。

 エアコンコントロールユニットはハンドル下のリレークラスタ部に有るが、これはおそらくは時間制御ユニットなのだと思う・・一定時間でコンプレッサをオン/オフしているだけなのだろう。

*オークション等で安価(500円以下)な温度コントローラー基盤が販売されているので、コレを使えば上述のエバポレーターフロスト制御だけは可能・・基盤リレーを使ってマグネットクラッチを動作させる様に改造すれば、可能。ただし以下の各条件(センサー)をクリアしなければならない。

・・つまり、ガスが入っていない(ロープレッシャースイッチがオンになっていない)のにマグネットクラッチをonすればコンプレッサが破壊されます・・等々。

*エアコンが動作する条件

①メイン電源が入っている事②ガス圧が2バール以上有る事(ロープレッシャースイッチ)③外気温度が7度以上ある事。④エンジン回転が一定以上有る事⑤ガス圧が10-17バールである事(ハイプレッシャースイッチ)

 

安全装置動作条件を良く理解さえすればエアコンコントロールの自作は簡単でしょう。

 

おまけ:エアコン回路内洗浄には塩化メチレンを使う。何度か流してからエアブローすれば宜しい。ホントか??エレクトロクリーナー(クレ)を使った・・と云うネット情報が有った・・多分コレでも大丈夫。あ、当たり前ですがリキッドタンクは洗浄できません。回路洗浄時は回路から外す事。この部品だけは交換が前提。そうか・・コンプレッサも洗浄出来ませんね。洗浄は接続パイプとエバポレーター、コンデンサーだけですね。

洗浄時はオリフィスチューブも外さなくてはダメですね。

 

・・・追加訂正が多そうな今日のブログ。つづく???

 

エバポレーター凍結防止機構について重要追記 :'20 09/January

 

 

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