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2019年6月28日 (金)

カーエアコン 整備-5 アウディ B3

レストリクター/オリフィスチューブ

純正パーツナンバー 443 271 191 A

Dscn2548 Dscn2549  レストリクターを交換してもらったのは10年以上前だと思うが、抜き出したチューブは左図の如く曲がり/折れが有る。本来はエバポレーター側に←が挿入されなければならないのに逆に挿入した為にこの様な無理な有り様になってしまったのだと思う。

デンソーやアウディの設計者がパーツにこんな無理をかける設計をするとは思えないので、パーツリストのイラストが間違っていると断定した(回路の高圧→低圧から考えても挿入方向は矢印がエバポレーター側)。

レストリクター左側の網が無いのは、無理矢理挿入されていたのを引っこ抜く時に破れた為。

Dscn2556

画像で示した通り管径が絞られている所まで挿入する。奥まで入り込んでしまう事はナイ。

 

 

 

 

Dscn2550 同年代なら他車向けでも流用可能。国内でも1000円(海外なら数百円なんですが・・)。

一寸疑問なのはR12と134aガスの違い。冷媒毎にオリフィス径と長さが異なると思うのだが・・。今回ぱらいそは秘蔵していたR12冷媒を使う。冷却性能はどうだろう??レトロフィットで(R12→134a)オリフィスの交換はしないから大した変化は無いと想像している。

そして、多分だが、現在流通しているオリフィスチューブは134a用だと思う。

 

梅雨に入ってしまいエアコン整備には向かない時期なんだと思う・・湿度90%?飽和してないかい?長時間/間歇真空引きで水分とオサラバじゃっ!!

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2019年6月25日 (火)

カーエアコン 整備-4 アウディ B3

今回特別に購入したもの。全てネットで購入出来ます。

Oil左から・・トレーサーライン、デイトンpoe+オイル、ナイログ(近くのカパスで購入)

 

 

Mec_20190625155701ジクロロメタン・・回路洗浄用

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カーエアコン 整備-3 アウディ B3

順調に進んでいたエアコン取り外しだが、最後の最後にやって来た。セオリー通りだね。

Dscn2554  バッテリーを外すと下に蓋が有り、それを開けるとエバポレーター接続部にアクセス出来るのだが、直前の高圧パイプクランプ固定ナットが完全に錆び腐れていた。

一見自由に操作出来そうに思えるスペースなのだが、配管やナニやらで腕が入らない。当然工具を自由に動かす事も出来ない・・ヤリにくい典型的状況。

油をくわせて新品の高級ソケットを投入するも敗北。しぶしぶいやいやポケットジェットバーナーで加熱、インチサイズソケットを投入するも敗北。ネジザウルスも向きが悪く使えず。小型バイスグリップも上手い具合に(!)腐れたナットにかからず・・。万策尽きた?・・最後の最後なのに・・・。

で、最後の最後の最後、エアグラインダーでナットを削って外しました。

Dscn2541 Dscn2540   さしもの○○ヤロウ腐れナットも半分にまで削りたおした所、降伏しました。

この場所のブラケット固定にはナイロンナットを使うつもり。コレでめでたく接続パイプとリキッドタンク、コンプレッサーを取り外す事が出来ました・・まいったまいった。

なんてこったっ!!!外したエバポレーター→リキッドタンク/低圧パイプ接続部に酷い腐食がっ!!
Dscn2542Dscn2543酷い腐食が有るのはココだけ。ガス漏れが一番酷かったのも此処で、はずしてみて、さもありなん。
でも何故ここだけなのか?ぱらいそは「電食」だと思う。このパイプのみが1本モノのアルミ製で、リキッドタンクブラケットは鉄製。ソコにイオンのカヲリを感じません??

いずれにせよこのパイプは使えないので、事前に購入しておいたパイプを使う事にした。こちらも多少腐食しているが此処まで酷くないのでナイログで抑えられるのではないかと思う。
つづく
低圧・高圧ライン取り違え。訂正済み 26/June. '19

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2019年6月24日 (月)

カーエアコン 整備-2 アウディ B3

アウディ80 B3 893Aエアコン関係データ

*プレッシャースイッチ類の締め付けトルクは全て10Nm

*コンプレッサーベルトはプーリー間で大体5mmたわむ様に調整する。調整はクランクシャフト側プーリーのシムで調整する。プーリーボルトのトルクは22Nm

*ファイアーウォール部の「エアコンライン→エバポレーター」接続部ネジトルクは16Nm。エバポレーター側高圧管(下側)にはリストラクター(オリフィスチューブ)が挿入されている。

パーツリストイラストの向きは間違っている

ぱらいそが所有する最新マニュアルでは短い方を室内側に挿入するイラストになっている。レストリクターに刻印してある矢印はエンジンルーム→室内(エバポ)がシステムとしても正しい。

もしパーツリストイラストの向きで挿入しようとすると、かなり無理をして挿入する事になる。それでも冷房は効くが、間違いだからね。

オーリングサイズ表

*内径17.2 線径1.8mm

コンプレッサー(ロープレッシャー側)、エバポレーターアウトレット、アキュムレーター

*内径14 線径1.8

コンプレッサー(ハイプレッシャー側)、コンデンサーインレット

*内径10.8 線径1.8

エバポレーターインレット

*内径9.3 線径1.8

ハイプレッシャースイッチ、ロープレッシャースイッチ、セイフティースイッチ

*内径7.5 線径1.8

コンデンサーアウトレット

*内径7.5 線径1.5

レストリクター

**コンプレッサー固定ボルト、コンプレッサーブラケット取り付けボルトトルク

全部32Nm

 

***コンデンサーインレットナットトルク26.5Nm、アウトレットナットトルク16.5Nm

***コンプレッサーロープレッシャー側接続ナットトルク42Nm、ハイプレッシャー側トルク26.5Nm

***アキュムレーターインレットナットトルク42Nm、アウトレット側トルク42Nm

***ロープレッシャースイッチ(エバポに付いている)5.5Nm

***エバポレーター接続部ボルト16Nm

¥修理用パーツとしてアウディ社から供給されるコンプレッサには80ccのオイルが充填されている(パライソ注:デンソーサービスに修理を依頼する場合は、サービスに聞けば充填量をおしえてくれると思う。また、現在は134aガス用としてリビルトが上がってくる→オイルとo-リングが134a対応品)。

¥各コンポーネント入れ替え(新品)時に追加するオイル量(旧部品内側に付着して、回路から無くなるオイルを追加するってコト)。

 1:エバポレーター交換時20cc

 2:コンデンサー交換時10cc

 3:冷媒管10cc

 4:冷媒ホース10cc

 全交換の場合・・・・前述の通りコンプレッサー内には80ccなので、20+10+10+10+80=130cc(総量)となる。ネット情報の「ガス量の10%程度」はおおむね正しいと云えるだろう。

 

**パーツ交換時のオイル追加量について補足、追記 

    オリフィスチューブ挿入は高圧側でした。訂正済み

                          25/June. '19

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2019年6月21日 (金)

カーエアコン 整備 備忘録 アウディ B3

ネット上で拾った情報なので真偽については?である事を先に宣言しておく・・間違った情報ならコメントから指摘して頂けると有り難い。

*オイル量はR12ガス充填量の約10%である(注:ライン洗浄や部材総取り替え等で回路にオイル残存が無い場合)。

*DENSO10Pタイプコンプレッサー(リビルト/NEW)には約150ccのオイルが充填されている約80ccのオイルが充填されている(ボンネット裏にあるガス充填量シールには1050±20gとの記載が有る。これに当てはめればオイル量は103~107ccになる)。

*ぱらいそが所有するDENSO・アウディ純正リビルトコンプレッサー裏面にはミネラルオイル/165ccとのシールが貼ってある。此はシステム総量と考えられる。

*ナット締め付けトルクは以下の通り(整備-2でアウディ社指定トルクを公開しているので参照のこと)。此は一般的なトルクか?(ぱらいそ注:アウディ指定だと太いナットで42Nmを指定している)

  1:細  10Nm

  2:中  15Nm

  3:太  20Nm

 ホース再組を依頼した「スギタラジエーターワークス」の社長にも「締めすぎるな」との指導を頂いた・・ゴムホース改修×3本で28000円でした(国産車とはパイプ径が異なり、金具部分の改造が必要でこの金額になったとの事。国産車はもっと安価なのか?)。

*もし回路に5mmΦ程の穴が開いたとしても漏出するオイルはせいぜい30cc程度なので、部分補修(上記参照)だけなら補充オイルは30ccで十分(ぱらいそ注:穴の向きとかも有るので一概には言えないと思う)。

*エアコン回路総取り替え時の手順

 1:真空引き、リークチェック

 2:オイル注入(高圧側ホースから吸入させる。組み立て時に高圧パイプ側に充填しておく、との記載も有り)。

 3:高圧・低圧両方のバルブを開け、バランス圧までガス注入(コレをしないと突然コンプレッサーが起動して内部を傷める)。

 ****ココまでエンジンOFF****

 4:高圧バルブを閉めてから低圧からガス充填開始

 ****ここからエンジンON*****

 5:ガスを1本注入したらリークチェックを行う

 6:漏れがないのを確認後残りのガスを注入する。

 

ぱらいそ注:

*記載内容での使用ガスはR-12
*オーリングやゴムホースは全てR134a用に交換
*オイルはPOE+にトレーサーラインを混ぜて使用(もし今後レトロフィットする場合でも楽々だからね)
*ナイログ現行品は「全ガス対応」と有る。基材がPOEの様だ。

つづく?

リビルト/新品・工場出荷交換部品としてのコンプレッサーに充填されているオイル量訂正。

回路全体としてのオイル量について付記。

25/June.'19

 

 

 

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2019年6月16日 (日)

オリフィスチューブ と エキスパンションバルブ

どちらも圧縮された冷媒(液体)を細い絞った穴から噴出させて、気化熱を奪うメカニズムとしては同じ。エキスパンションバルブは感熱機構が内蔵されていて、エバポレーターの温度に応じて噴霧状態を自動調整しているのだ。対してオリフィスチューブは噴霧調整機構など無い。ひたすら同一条件で噴霧するだけ。つまりそれは冷蔵庫や冷凍庫そのもの。ただただ冷やしまくるのみ。

コントロールはエバポが凍結しないように、圧縮のロー・ハイが設定範囲内であるようにコンプレッサーをオンオフしているのみ。

壊れなくて良い機構だと思う。

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2019年6月 7日 (金)

溶媒乾燥剤:備忘録

モレキュラーシーブ 3A

100g2000円程

400℃程度で加熱しつつ減圧する。

電子レンジ加熱も可能だが、連続照射すると溶解する可能性が有るので10秒照射→フラスコを振る→数回行い、直後に減圧する。

浸漬するだけでは脱水が不十分の場合が有る。カラム充填して流すと効率が良い。初めの100~200ccは廃棄するとなお良い。

 

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2019年6月 5日 (水)

アウディ 80 2.0E エアコン について

*1989年式アウディのエアコンはR12ガス(特定フロン)が使われている。コンプレッサーはデンソーの製品なので国内でリビルトが可能である。

Dscn2551

DENSO 10P17C

AUDI 034 260 805 D

*ぱらいそが確認した限りではRX-7/FC3に使われていたコンプレッサが同一品。配管の取り出し口のみ異なるので現車から移植が必要。

現品修理も可能だし、デンソー製品なので多くの車に使われていたコンプレッサなので入手に問題は無いと思う。

*1992年10月以降から冷媒がR134aに変更され、コンプレッサーもZexel製出力制御コンプレッサーに変更されている(らしい)。

 

*エキスパンションバルブは使われていない。代わりに「オリフィスチューブ」ヤナセでは「レストリクター」が使われている。非常に原始的。設置位置はファイヤーウォール、エバポレーターとの接続パイプ内。

*オリフィスチューブはほとんど?汎用部品。高価なアウディ純正を購入する必要はない。ぱらいそはACデルコのモノを購入した(1000円位)。

*エアコンアンプ(アンプぢゃないのでぱらいそは一寸違和感をかんぢる)はハンドル下のリレークラスター#4。

エバポレーターが凍結しないようにマグネットクラッチのon/off制御をしている。

アウディでの制御は不明だが、一般的にはエバポレーター温度が2~3度になる様コントロールしている。

マグネットクラッチを0~1度でoff、2~3度でオンに制御している。オンオフ間の差、1-2度は「ヒステリシス」制御温度。ヒステリシスを設定しないと設定値を境にオンオフがバタバタ切り替わる。コレを防ぐ為に設定されている。

*エバポレーター温度センサーは1個。国産車はフィンに密着して設置、欧州車の多くはフィンから離して設置されている・・らしい。アウディは未確認。

*オークション等で安価(500円以下)な温度コントローラー基盤が販売されているので、コレを使えば上述のエバポレーターフロスト制御だけは可能・・基盤リレーを使ってマグネットクラッチを動作させる様に改造すれば、可能。ただし以下の各条件(センサー)をクリアしなければならない。

・・つまり、ガスが入っていない(ロープレッシャースイッチがオンになっていない)のにマグネットクラッチをonすればコンプレッサが破壊されます・・等々。

*エアコンが動作する条件

①メイン電源が入っている事②ガス圧が2バール以上有る事(ロープレッシャースイッチ)③外気温度が7度以上ある事。④エンジン回転が一定以上有る事⑤ガス圧が10-17バールである事(ハイプレッシャースイッチ)

 

安全装置動作条件を良く理解さえすればエアコンコントロールの自作は簡単でしょう。

 

おまけ:エアコン回路内洗浄には塩化メチレンを使う。何度か流してからエアブローすれば宜しい。ホントか??エレクトロクリーナー(クレ)を使った・・と云うネット情報が有った・・多分コレでも大丈夫。あ、当たり前ですがリキッドタンクは洗浄できません。回路洗浄時は回路から外す事。この部品だけは交換が前提。そうか・・コンプレッサも洗浄出来ませんね。洗浄は接続パイプとエバポレーター、コンデンサーだけですね。

洗浄時はオリフィスチューブも外さなくてはダメですね。

 

・・・追加訂正が多そうな今日のブログ。つづく???

 

 

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2019年6月 4日 (火)

アウディ80 オートマチックギアボックス 089 分解整備-8

バルブボディ分解清掃

Dscn2137Dscn2139 バルブボディは車載状態でも脱着可能。

全てのネジ、ボルトは4Nm。ピストン蓋等も4Nmで良いと思う・・多分。

 

 

Dscn2141 Dscn2143 ルブボディセパレーションプレート(トランスファープレート)の特定のボールバルブ位置はこの様に”えぐれて”くる。特に↓の部分は顕著。

ゴルフやヴァナゴンでも同じ症状が発現するので、このバルブボディ特有の欠陥なのだと思う。

ハワイ在住のヴァナゴン乗りがこのセパレーションプレートを自作販売していて、ぱらいそも何度かコンタクトを取ったのだが返信が無いのよ・・価格は送料別で1万円程なのでこの機会に交換したかったのだけどねぇ・・取りに行く訳にもイカンし・・そっか、ハワイ旅行に行けばイイんだっ!!・・・嗚呼・・女王様がお許しになられる訳無いか・・・↓

Dscn2150_1 ボールバルブ挿入位置。黄色矢印のみ3mmΦで後は6mmΦ。

 

 

Dscn2424 上側?ラビリンスが有るだけ。刷毛とATFや灯油で良く洗浄しよう。

 

 

 整備工場で何度かピストンまで分解して洗浄して頂いたと聞いていたので、ぱらいそはこれ以上の分解はしませんでした。

Dscn2267 バルブボディを外した画像。

 

 

Dscn2268

マニュアルバルブとセレクタレバー接続部アップ。

 

 

 

 

つづく

4/June ボールバルブ径訂正。 誤:5mm 正:6mm

 

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