アウディについては1984~1990年頃迄、コードレターで云うトコロの087,089,090。ワーゲンは010タイプのオートマチックトランスミッションは「1 BAND TYPE」と分類されている様です。
コードレター010とアウディ087,089,090のトランスミッションはほぼ99%が共通部品です。
当たり前ですがデフは全く異なります(ワーゲンは横置きエンジンでアウディは縦置きだから)。
ATやデフの整備をしようと思っても純正部品の多くは製造中止又は超・高額になっています。そこで社外品・リビルトパーツキットを購入して修理となる場合がほとんどでしょう。
(正確にはジェッタとかも同じトランスミッションなので共通部品だとは思いますが、製造年代が大体同じなので部品製廃も同じかと思われます)。
ぱらいそは約14年前に整備工場でトランスミッション整備をしています。その時も社外品リビルトキットを使った・・と思います(メカニックから正確な説明が無かったのでわからなかった)。
その時は(多分)クラッチ類の交換のみだったのだと思います。
今回の不具合で相当深く情報を集めた結果、かなりの交換用(純正も含めて)パーツが現在でも入手可能だと判明しましたのでご紹介します。
社外品の製造元はどうも台湾のようですが、販売先は米国あるいは英国です。今までの経験上、英国のショップは「頭のカタイ」店主?が多い様で、小生と相性が悪いです。米国の連中は一緒になって「おもしろがって」くれます。ですから私の主な購入先は米国です。
ATオーバーホールキットは1種類だけでは有りません。ぱらいそも最近まで気づきませんでしたが「オイルシールキット」、「ベアリングキット」、「サーボピストンキット」、「デフキット」等々の「サブキット」が存在します。
ぱらいそは今回「ブッシュキット」と「サーボピストンキット」の2つのサブキットを発注しました。
サーボピストンは油圧を受けて動くピストン(板状)なのですが、ボンデッド・シール・・ゴムシールが焼き付け成形されているので、他のシール類がO-リングやリップみたいに単体で交換出来るのに対して、サーボピストンは一体交換になるのです。
そして、ぱらいそ車はコレを交換していなかったのカモ。
ブッシュキットは各部に有る軸受けブッシュのみのキットです。もし減っている様なら(まぁ、減っているでしょうね)交換しようと思い発注しました。
その他の部品(クラッチやフリクションディスク、シール等)は以前から「オーバーホールキット」として入手済みです。
オーバーホールキット、サブキットは各社が売っている様ですが数は多くないです。
ネット上の検索ワードは以下の通り(pdfファイルカタログが落とせます)
VOLKSWAGEN 010 087,089,090 FWD- 1 BAND TYPE
YAHOO USA 或いはYAHOO UK、Ebayなどで検索出来るハズです。また、国内のGOLF 、ワーゲンバス修理工場等で相談しても入手出来ると・・・思われます。
www.Transmissionkits.com
DACCO incorprated
皆さんの修理(部品)情報を求めています。コメントにてお願いします。
最近のコメント