ipodをいぢるのはもう止めよう
ipodは修理を前提としていないギミックだ!
ipodの故障は即ち全損なのだ!
・・・そりゃヤリましたよ。元々細かい作業は得意・・なのかなぁ・・ですので。
一番左が直した・・繋いだ部分。
実はコイツは失敗作。幅が広すぎる。必要なのは2/3幅。
右側に写っている線状物は・・・髪の毛。
この幅の極小銅箔をブリッジさせないで半田付けするのは至難の業です。
表面張力で溶けた半田に吸着されてしまうのです。
ipodを直そうとするのはもう止めだっ!!
・・・どうしても追試してみたい方へ。
①銅箔の用意・・サンハヤト・エクステンション基板から銅箔部分のみを削ぎ切り出す。未使用のカッターを使う事。削ぎ出したら、付着しているガラスエポキシをこれまた削ぎ落とす。カッター刃を立てて削ぎ、銅箔のみにして薄く呼び半田してから吸い取り線で吸い取る。カッターで押し切り、幅を合わせる。カールするので、ガラス板の上で延ばす。
②FPC半田の準備・・・FPCのカプトン皮膜をカッター刃を使って削ぎ、銅箔を露出させ、呼び半田する。
③ブリッジの予防処置・・・完全に脱脂洗浄したら、カプトンテープで左右のコネクタをカバーする。必要の無い部分もテープで保護する。
④用意した銅箔を接続部分に乗せ、カプトンテープで端を固定する。
⑤厳密に温度調整した半田鏝を使い、半田接続する。
⑥カプトンテープを外し、洗浄してから顕微鏡でブリッジが無いか確認する。
おしまい。
・・・ええっ?ヤッた結果はどうだったかって?直ったよ。ちゃんとバックライトが点灯するようになったよ。音楽も再生出来るし、クリックホイールもバッちり!!
だけど、画像が出ないンだわ・・・クサレ液晶だったみたい。
だから・・ipodをいぢるのはもう止めよう!!!
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