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2015年11月16日 (月)

エアーインテークコントロールボックス 026 133 871A

026 133 871A air intake contorol box エアーインテークコントロールボックス

Cimg3153Cimg3154Cimg3155Cimg3152この画像を見て何処に使われているか判る人は、かなりイジっている人ですね。

これはエンジンエアフィルター入り口に有り、外気温(吸入空気温)に応じて外気直接導入とエキマニカバー内の排気に因り間接的に加温された空気導入を切り替える部品です。

Cimg3162無電源で動作するワックスペレット内蔵の感温動作機構で、単純で良く考えられたものです。

 以前から小生は新車時から実装されていたこの部品の動作に疑問を感じていました。

それは、真夏でも切替弁が完全に閉じていない事でした。まず間違いなく経年劣化でしょうが、いつからそんな状態なのかは判然としません。気づいた時には既にそうでした。

真夏のエンジンルーム内は100度以上になるし、エキマニは・・いったい何度になっているのでしょう?そんな状態で完全に「閉」に切り替わっていないのはどう考えても異常だと思っていました。

メカニックに聞きましたが「大した問題ではないです」なんて云うお答えでした。

吸入空気温度は低い程良い・・酸素分圧が高い・・のではないですか?

他のアウディの弁動作状況はどうなんだろうか??ずっと悩んできました。

小生は自動切り替え機構を取り外し、昔の車のように手動で冬/夏切り替え式に改造しようかと思っていました。

しかし今回は海外から新品部品を安価に購入する事が出来ましたので、交換してしまいます。

・・が、購入した部品は基本思想が切り替わっていました。

Cimg3166左画像が今回購入したエアコントロールボックスです。

弁が閉じています(エキマニ側が閉)。

実装されていたオリジナルコントロールボックスでは(最上段画像)は弁が開いています(どちらも外気温20度時)。

Cimg3167感温動作部はラジエーターに使われているサーモスタット弁と同じ機構だと推察されます。

(左図は実装されていたオリジナル感温部。室温でロッドが還納されている事に注意)。

始動時初期設定は、初期型ではバルブ全開で加温空気を吸入し、後期型ではバルブ全閉で直接外気を導入させています。

Cimg3163どちらが正しいのかは判りませんが、小生が考えるに、後期型の方が日本の気候には合っている様な気がします。

大陸内陸部やシベリアと比較するのが間違いで、日本でも真冬に一晩放置した後なら感温部が十二分に?冷えて弁が全開(加温空気導入)になるハズですからね。

オリジナルユニットが半開状態だったのは、ワックスペレットが劣化した為と考えています。水温サーモも同じ様に劣化しますしね。

伸張力が低下した感温ユニットもCimg3162_2スプリングを切り、抗力を調整すれば実用にはなるのではないでしょうか。

因みに加温空気切り替え弁の無い、単純な外気導入のみエルボ部品(026 133 873F)も設定されています。その対応機種は不明/未調査です。

皆さんのアウディのエアーインテークコントロールボックス弁の動作状況はどうでしょうか?一度確認してみても良いカモです。

サーモエレメントについて

基本的にはパラフィンワックスの固相←→液相変化での体積変化によってプランジャーを作動させるモノらしい。

もちろん劣化はする。ワックスの漏出や変質で劣化する様だ。

ある会社のサーモエレメントは加速試験動作5万回で緩やかに劣化するグラフが描かれていた。

たかだかエアーインテークコントロール弁を動かすモノでも、本来なら一定時間(動作回数)での交換が必要と云う事が判る。

サーモエレメントは日本でも精度の良いモノが大量に生産されている。最も身近に有るサーモエレメント使用機器は・・・風呂場のカランに内蔵されているサーモだ。

16.Nov. '15 追記

ワークショップマニュアルより(3A、AAD)

+10度以上:外気導入

0度以下:加温空気導入

5.Dec. '15 追記

 

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