最近エンジンキーが引っかかり気味で、一寸すると抜けない事も有ったりしたのでスターターキースイッチ 4A0 905 849 B の破損を想定し、交換作業をしたのだが原因は別に有った(せっかくなのでスイッチは予防交換した)。
ステアリングロックハウジング 893 905 851 内部の潤滑不良が原因だったのだ。
ステアリングロックハウジングの取り外し自体は簡単。●のネジ1本を外せば簡単に外れる。あとは分解してロッドやカムを洗浄注油し、再組すれば良い。
・・・が、取り外すにはダッシュボードを外さなくてはならない。コイツは面倒。
正面からはロックシリンダーの隙間やスイッチを外した裏側から「鍵穴のお薬・ボロンスプレー」を注入しても、キモの部分には届いていない様子。
こりゃ諦めてダッシュボードを外すか・・と思いながらキーをガチャガチャしていると、ロックハウジング固定●ネジを外した穴の奥で何かが動いているのに気がついた。
注意して観察すると、それはステアリングロック・ロッドだったのです。固定ネジ穴がシャフトスリーブを貫通していたのです。
ネジ穴からボロンスプレーを注入し何度かロッドを動かすと、妙な引っかかりは完全に解消しました。
ダッシュボードを外さなくてもとりあえずロッドに注油出来るので、不具合の有る方は試してみてね。
タイトルは「注油」だけれど、キー関係に「油」はダメダメ。本文に書いた通り「鍵穴のクスリ・ボロンスプレー」をホームセンターで買ってきて使ってね。
セキュリティの関係上(今更クサレアウディを盗むヤツも居ないと思うけど)、画像はナシね。
因みにステアリングとメーターユニットは外さなくてはなりません。
固定●ネジはデベソ付きのお星様です。
おまけ:ロックシリンダー パーツナンバー:893 905 855 A 全ての型番は変わっていると思って間違いない(旧型番で注文出来る)。
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