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2013年1月22日 (火)

何故走行中にバッテリーはお亡くなりになってしまったのか・調査・解決編

帰宅後国産バッテリー電圧を測ってみた→12.5V・・若干低い。

B端子電圧→アイドリング:12.7V位・・低い・・と思う。

       →回転を上げる→11V→12.5V→更に回転を上げる→13.7V位

一応正常動作なのだが、不安定の様な??

なぜ故障したオルタネーターで300Km程の距離を走れたのか?

事前仮診断:整流ダイオードの1つが破壊されている。電圧・電流が十分発生せず、充電不良を発現した。

ストック品オルタネーターと入れ替えてみた。

しかし電圧の動きは故障品?と同じだった。

なぜ?

故障品?を直ちに分解し、検査してみた。

全て正常だった。無論ダイオードも!

・・ここで読者に明かされなかった事実を公表しよう。

温泉旅館からの帰路、それまで動→停止を繰り返していたタコメーターが完全に機能停止した。回転が表示されなくなったのだ。今まで何度か同じ症状を呈しており、メーター基板部での接触不良だと診断していた。

温度や振動で動作→停止を何度も繰り返していた。近々整備予定ではあったのだが、回転数が判らなくても別段不自由は感じなかったので放置していた。

故障したと思っていたオルタネーターは正常だった。では何故充電されなかったのか?バッテリーが故障したのか?

原点に戻って調べてみた。

!!!L端子の電圧が異常に低い!!

突如1つの記憶が蘇った

タコメータが死んでいるなぁ・・と思いつつ運転していたある日、見ているその場で動きが復活した。その瞬間、エンジンの動きが変化した。

小生はその時「タコメーター機能とエンジン制御機能には何らかの相関が有るのだな」と、思った。

・・・・ZZZ・・・・・熟考中・・・・・

ヲヲッ!!そうだ、ナニカがおかしいと思い続けていた!!!

警告灯が一度も点灯しなかった!のだっ!!

発電していないなら警告灯が点灯しても良いハズだ。その点灯が無かった。

直ぐさまメーターパネルを見てみた。

キーを差し、スターターを入れる前・・普通ならインディケーターランプ/警告灯断線チェックで全てのランプが点灯するはずなのに、全てのランプが点灯していない

エンジンを始動した。何時も通りタコメーターは死んでいるが、他のメーターや時計、ウィンカー、ロー/ハイ、燃料、水温も全て動いている。

何が動いていない?

ハンドブレーキ、水温警告、そしてタコメーター・・多分、充電警告灯も

アウディ80B3のオルタネーターは12V90A。制御電圧はおそらく14V。ヘインズ本には12.5V~14.5Vと書いてある。

端子は2つ。B端子とL端子。

ICレギュレーター内蔵型だ。

相当はしょるがB端子からはレギュレートされた14V位が出力される。L端子には充電警告灯が接続される。

当たり前だが、警告灯のもう一方の端子は回路を経てグラウンドアースに繋がっている。

そろそろ種明かしをしよう

①オルタネーターは故障していなかった

②バッテリーは故障していなかったが、充電されなかった為急速に劣化した。   

③エンジン回転時にL端子に電圧が掛からなかった

④回転数を上げると制御電圧が出力された

そして

⑤警告灯回路からアースが浮いていた。

導き出された結論:メーター基板で警告灯回路が正常動作せず、結果、L端子に電圧が掛からず、コイルに初期電圧が掛からず励磁されなかった為、電圧が上がらず、充電出来なかった。

オルタネーターを駆動させる為にはコイルに初期電流を流す必要が有ります。その役を担うのが、L端子、警告灯回路なのです。今回はメーター基板内接触不良の為、回路が形成されず、結果発電不良が発現し、充電不良、そしてバッテリー上がりとして結実したのです。

現在の多くのオルタネーターにはB端子、L端子、R端子、S端子等、発電状況を報告・コントロールするいくつもの端子が新設されています。

因みにR端子は初期励磁電流を警告灯回路のみに頼らず、確実に流すために設けられています。

警告灯回路に不具合が有っても発電/充電はします。が、発電を開始する電圧がバッテリー電圧よりも高くなります。

電圧(即ちプーリー回転数)が上がり、一度励磁されればそのまま保持されます。トリガが掛かれば、回転が落ちても保持されるのです。

アクセルを踏み、エンジン回転・・プーリー回転・・・出力電圧・・・が一定以上になった場合は、その後回転数が落ちても充電されていた。

渋滞にはまり、回転数が上がらず、トリガもかからなかったので・・充電不良・・バッテリー上がりを惹き起こした。

夜になり、渋滞が解消され、十分回転を上げて走行出来たので、充電でき、結果、帰宅出来たと云うワケ。

直ちにメーターユニットを外し、半田をやり直し、接点復活剤を塗布し、コネクターをぐりぐりしたところ、タコメーター・警告灯、肩こり、目のカスミ、年齢特有の下半身の悩み、その他諸々全ての不具合が解消した。

アイドリング状態(900rpm/min)でも14.4V程度の電圧を出力している。

どんとはらい。

 

 

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