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2011年2月15日 (火)

フューエルセンサーについて

水温異常表示でずいぶん色々検討しまくって、燃料計・・フューエルセンサーについても併せて調べた成果を記載しておきます。

 燃料センサのほとんどは摺動抵抗式と思われる。摺動抵抗は「すれてうごくていこう・しゅうどうていこう」と読む。燃料タンクセンサのほとんどは、巻き線抵抗体をフロート(ウキ)に連動した摺動接点が移動する事により、抵抗値の変化を、フロートの位置=ガソリンの量・・として測定している。

燃料ポンプと同じにガソリンに浸かっているので、爆発する事は無い。

また、ガソリンに浸かっているが為に、それ程すり減る事も無く長持ちするようだ。

旧車で補修部品が入手困難な時は海外製の汎用センサーを購入するようだが、小生は発見した!

ヤマハ船舶用品にそのものズバリ「矢崎計器社製・燃料タンクゲージユニット」が有るのだっ!!

各種サイズ、抵抗値が有り、2009年のカタログなのだが、ナント!税込み1964~2909円なのだっ!!

もちろんコレをポン付けする事は出来ないだろうけれど、流用加工して使う事は可能だろう・・なにしろ安いし、メイドインジャパンで安心出来る。

燃料計52φはちょっと高い15162円。

必要に迫られている方はワイズギア www.ysgear.co.jp へアクセスして調べて見てくれ。

成果があったのなら、小生にも報告を・・コメントが少なくて一寸ガッカリ・・でもないけど、しているので。

・・・おおまいがっ!な、追加情報。2011年版から廃番になっている。一寸調べたらセンサーは在庫限りになってしまっている・・が、マリン用品はヤマハだけでなくヤンマーにも有る。店舗へ出向く、電話やメールで必要な抵抗値(F-E)を伝えて探してもらおう。

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2011年2月10日 (木)

メーター回路解析

パーツナンバー 893 919 059 B :プリンティッドサーキットの解析

アウディ80 2.0E 左ハンドル ディーラー車 3Aエンジン タイプB3

Photo 3端子レギュレータTCA700Yで定電圧化し、燃料計、水温計共NTCセンサに供給している。

メーターは熱線バイメタル式。Photo_2

Photo_3 水温センサのダイアグラム。 026 906 161 はECUコントロール用NTC水温センサ。

049 919 501Eは水温計表示用NTCセンサとオーバーヒート検知用水温スイッチのコンビネーションタイプ。

Photo_4 警告灯類ダイアグラム

Photo_5 スピードメータ側ダイアグラム

Photo_6 タコメータ側ダイアグラム

Photo_7 時計バックライト照度コントロール回路ダイアグラム。

照度コントロールダイアグラム

 間違っているのを見つけたら、教えて下さい。

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水温表示異常:原因判明

要旨:水温表示異常を発現した1989年式アウディ80 2.0Eにつき、純正同一パーツナンバーセンサー3個と純正水温計を用い比較検討を行ったところ、1個のセンサーに規定抵抗値を逸脱するものが認められた。

1:検体

アウディ純正 パーツナンバー 049919501E NTC温度センサと120-130℃の温度スイッチ(オーバーヒート感知)のコンバインタイプ。以前交換し保存していたセンサ#1、#2、そして現在使用中(温度異常表示)の検体#3を用いた。

2:水温メーター

アウディ純正(VDO社製)パーツナンバー AU-0001-001

3:電源

菊水社安定化電源装置を用い10Vを供給した

4:恒温水槽

ホット・スターラにステンレスバスをのせ、熱媒体には水を用いた。基準温度計にはアルコール温度計を用いた

 新車時より所有しているアウディ80 2.0Eの暖気終了後の水温表示は年間を通してほぼ92℃で推移していたが、昨年末、水温異常高値(暖気終了後約95~98℃)を示した為修理工場へ入庫し、検査の結果①ラジエーター熱分布異常②ラジエーターアッパーホースの輪状ヒビ③サブタンクにアルミ腐食泥状様物の堆積等に依りラジエーター、サーモスタット、クーラントの交換、ウォーターポンプの点検を行った。しかし、点検交換を完了しても高温表示状態は改善されず、メカニックマンからはシリンダーウォータージャケットの閉塞も示唆された。

 今回筆者は所有する水温表示用センサー3個と水温メーター2台を実験室内で厳密に温度管理し、駆動させた結果、昨年末(冷却系不具合以前)に交換したアウディ社純正センサーが他の2個と比べ、明らかに高値を示す事を認めた。試行として、検体#3で校正した水温計に検体#1,2を接続すると、いずれの検体に於いても2~5℃低値を指示した。  

 以上の結果から昨年末に購入した検体#3水温センサーは、製造段階に於いて規定抵抗値を逸脱した不具合が有り、出荷に値しない商品であったと推測された。

考察:

昨今車パーツクォリティについてのトラブルが多く報告されている。たとえ純正刻印が有ったとしても、いわゆるコピー商品で、真性かどうかは外観上で区別する事は困難である。ユーザー自衛策としては、信頼の於けるディーラーから純正パーツを購入するしかないであろう。

 しかしながらパーツ不具合を、製造会社自身が見逃し、出荷された商品に於いては打つ手が無い。経済情勢が悪化したことにより、基準値を甘くし、不適合品率を下げる様な行いがされていないかが心配である。製造メーカーに於いてはこの様な時期であるからこそ、厳正な商品チェックを心がけてほしいものである。

附記:

水温表示用センサーは過去4回(内3回は正規ディーラーに於いて)交換されたが、その際はいずれも不具合表示をしなかった。今回検体#3でのみ、初めて水温表示異常を発現した。単純に#3が偶発的な不良品であった可能性も十二分に有るであろう事を附記しておく。

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2011年2月 3日 (木)

AUDI B3 ECUのコンデンサーを交換した

メーター内コンデンサ劣化を目の当たりにした為、ECU内部コンデンサ惨劇を想像してしまい、しぶしぶいやいや交換する事にした。

Ecu_location 893A 左ハンドルの場合設置場所はココ。エバポレーターユニットとファイアーウォールの間に、縦に押し込んである。

左画像に有るのは外したコネクタ。左側はバヨネット、右側は引っかける?タイプのロックがある。外し方は、先ずバヨネットを外し、右側を支点にして開き、その後バヨネット側に引く。・・文字にするのはムズカシイねぇ。

Ecu_case 左画像を拡大して、思索にふけって下さい。実際自分で外さないとわかんないだろうねぇ。

Ecu ごく普通のプラスネジ8本を外せば、簡単に分解出来る。予想に反し、目視で判る劣化は無かった。

黄で示したのが今回交換した電解コンデンサ。10V100μF×2,40V220μF×1。

白で示したコンデンサは、多分スチロールコンデンサ。交換する必要は無いと・・思われるので、放置。

電気街で「自動車用高信頼コンデンサ」なるコンデンサを発見した。125度品なのだが・・

その値段に特に驚いた。1個300円以上する(容量に依る)!!さすがにこの値段だと在庫不能である。

 高価だが、大事なアウディの為だと思い、しぶしぶいやいやコンデンサ3個の為に1050円を支払ったのだった。

 莫大なマンパワーと資金をつぎ込んだECUコンデンサ交換であったが、その目的である「温度表示異常」は改善されなかったし、試走フィーリングに変化もなかったのであった・・がくり。

更なる検索はメーター基盤信号解析に進む予定であります。

重大な警告

ECUは静電気に弱い半導体が使われています。分解時にはアースマット(蚊のヤツでは無い。念の為)やアースバンドを使い、使用する半田鏝は最低でもセラミックタイプを使って下さい。とは言ってもそもそもの暴露条件がアレなんで、普通に気を遣って作業すれば問題無い・・と、気休めを言っておく・・が、俺は知らんよ。

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2011年2月 2日 (水)

メーター基盤コンデンサーを取り替えた

昨年末から水温表示異常で行き詰まっている(水温が高く表示されてしまっている・・アウディの平熱は92度(メーター表示上は))なのだが、97,8~100度位を表示している。

鋭意原因追及中であります。

計器を何度も脱着していて、ふと「メーターにもコンデンサが使われていたなぁ」なんて思い出した。21年経たコンデンサは液漏れしていなくても容量低下は有ると、交換する事にした。

Taco_c1 Taco_c2 タコメータの10μFと3.3μFは液漏れしていた!半田鏝で加熱すると漏れた電解液が蒸発し、独特の臭気を発するので、劣化したコンデンサは直ぐ判る。

Taco_2 銅箔面も腐食して変色している。

Speed_1 Speed_2 スピードメーターのコンデンサは比較的大きな容量だったので、漏れは認められなかった。が、外観が大丈夫でも容量抜けの可能性は大いに有る。何せ21年モノだからねぇ。

時計と警告ユニット(水温やパーキングが点灯/点滅するユニット)のコンデンサももちろん交換した。

全てのコンデンサは105度品で、海外ブランド、ニチコンが混在していた。ちなみに漏れていたのはニチコン。

16V1000μF×2、35V10μF×2、25V100μF×1、16V100μF×1、16V10μF×1、50V3.3μF×1、50V1μF×1・・・が使われていたが、小生の知る限りメーターは3種類存在する。

1:メイドインドイツ2:メイドインユナイテッドキングダム3:メイドインジャパン

それぞれ使われているコンデンサの種類と数が違うので、要注意。今回小生が修理したのは「3」。追試者は分解した上でコンデンサを用意されたい。

・・・肝心の水温表示は・・・異常表示のままであった・・がくり。

ただし、ふらふらしていたタコメータの針が「ピタリ」と静止表示される様になったので、それはそれでウレシイ。

ECUのコンデンサが表示異常に関与している可能性も捨てきれないので、ECUのコンデンサも交換する予定。

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