修理したウオッシャーポンプを実装した
修理した軸シールをインペラ・ハウジングにシリコングリスを塗布した上で挿入し、全体を再組みした。
モーター部/ポンプ部の接合には2液性エポキシ接着剤「ボンド クイックメンダー」を使用した。
硬化していたホースも交換した。
純正は内径5mm×外径8mmの耐圧ホース。色々調査したが、見つからなかったので、近似の市販品 トヨロン社・TR-4 内径4mm×外径9mmを使用した。相当キツイので、十分軟化させて挿入しないと部品を破壊するコトになるかも。要注意。
長さを2.5mも用意すれば十分。純正と比べて(おそらく)激安の261円(3mで)。
現時漏れてはいないが、耐久性については???。先回の画像でお判りの様に、モーターが激しく錆びているので、そちらからの寿命の方が早いのでは無いだろうか。
漏水の原因はポンプモーター軸シールがヘボイのも有るが、ウォッシャー液の逆流を防ぐワンウェイバルブが更にヘボイ(と云うか、オーバースペック?)為だと考える。
普通ワンウェイバルブと云えば、ボールとスプリングで構成されていると思うだろうが、ベンツのウオッシャー用ワンウェイバルブは違う。主要部分はゴムチューブで構成されている。構造を文章で説明するのは難しいが、おもちゃの「ぶーぶー音が出る風船」様なのです。
とにかく抑制圧が不必要に高い(と思われる)ので、軸部に不必要と思える程の水圧が掛かり、液漏れを助長していると考えられる。
Y型アダプターと国産車のワンウェイバルブ(例えばデンソー VALVE SUB-ASSY,WASH 786634050 190円)に交換すれば、今現在健常な個体でもウォッシャーポンプのトラブルを予防する事が可能になると・・・思われます。
更に今回分解し構造が判明したので、次回故障時は国産ウオッシャーポンプを改造して取り付けようと考えている。
****後日談****軸シール部のオーリングは上手く機能している模様で、液漏れは発生していないし、正常に洗浄液を噴射出来ている。本文にも書いたが、ワンウェイバルブ(チェックバルブ)は国産品に交換すべきだと思う。チェックバルブを交換し、制御水圧を低下させれば、ウォッシャー液ラインごときに耐圧ホースを用いる必要も無く、国産車同様、良く有る透明ビニルホースを使用出来るだろう。補足:小生のBB号はヘッドライトウオッシャー未装着車です。コレが有る車については、上述の考察についてはNCであります。
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