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2009年2月13日 (金)

SAMSUNG Model 710TS LCD DISPLAY を修理した

友人Aが、友人Bより譲り受けた表題液晶ディスプレーを小生が更に貰った。

友人Bは、友人Aに渡す直前迄自宅でこのディスプレーを使用していたとの事で、電源が入らないと聞いて驚いていたと云う。

 友人Cが既に外枠を外し、目視で基板を調査したが特に異常は無かったとの報告を受けた。

 早速調査を開始した。

 交流100Vを印加し、電源スイッチを操作してもパイロットランプが点灯しない事を確認した。

プラスチック外殻を外し、金属フレームを外すと2枚の基板にアクセス出来る。

 冷陰極管用高圧電源が2セット載ったスイッチング電源基板と、アナログ/デジタル液晶駆動基板の2枚組である。

 バラック状態で再び100Vを印加し、スイッチング電源出力電圧を液晶駆動基板上にて確認する・・出力が認められない。

 目視に因りスイッチング電源の初段整流コンデンサに漏れが発見されたので、充電電圧を測定すると45V程しかない。

 SAMXON 100uF 450v KM(M) T8A 105°C と云う、香港メーカーのコンデンサであった。

整流用ダイオードブリッジもなんだかショボイので、念のため外してチェックしてみたところ、順方向電流にバラつきがみられたので、メイドインジャパンと交換しておいた。

 コンデンサとダイオードブリッジを交換した後、バラックで通電試験をしたところ正常に起動したので、修理完了とした。

 考察:筆者は海外製スイッチングレギュレータアッシーのコンデンサ不良が原因と思われる電源不良を何度か経験している。

 限られたコストの中での競争なので、各パーツはクオリティを犠牲にして製造されるのであろう。

今回の故障がダイオードアレイから発生したのか、コンデンサ不良から発生したかは明らかではない。

 譲渡直前まで使用され居たとの事なので、なんとか充電されていたコンデンサは、電圧が掛からなくなって直ぐにパンクしたと思われる。

SAMSUNG 2004年 9月 マレーシアにてアッセンブルされた機種である。

重要:免責の宣言 

当該部分は高圧も掛かって居るので、知識の有る者以外は分解する事をお勧めしない。バックプレートにもその旨記載が有る。

 当レポートを参考に作業した結果発現した如何なるトラブルに於いても、筆者は責任を持たない事を此処に明記しておく。

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