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2008年10月 3日 (金)

ペルチェ素子を使用したワインクーラーの修理をした

 今回3台のワインクーラーが持ち込まれたが、そのうち2台はワイン輸入業者が斡旋している物で、 1台は酒屋の販促品としてもらった物。

 販促品は放熱ファンがウルサイだけで、基本的に故障ではない。

 お金を払って購入した(らしい)方のC.C.は・・

#1突然冷えなくなった

#2突然動かなくなった

 #1のPE:温度制御基板と電源基板が同一基板上に組み込まれているタイプ。スイッチングタイプの電源で、出力は正常。温度制御は専用ic(らしい・未確認)の為、動作は不明。クーリングファンは正常動作。ペルチェへにも正常に電圧が掛かっている。ペルチェ単体での動作試験を実施・・電流流れず。

 Diag:ペルチェ素子の短絡破壊

 T:ペルチェ素子の交換

 動作試験:外気温23度にて庫内温度17度にて安定を確認

 考察:吸熱側、放熱側各々に使われているコンパウンドの品質に疑問が有る。凝固するタイプのコンパウンドを使うか、シールタイプを使うべきなのだと思う。コンパウンドの劣化具合から見て、素子の熱破壊を引き起こしたと考えるのが妥当だろう。

#2 PE:クーリングファン不動。スイッチングレギュレーター素子の破壊。フューズは溶断。コンデンサの膨れ。吸気口及びファンブレードには多量の埃付着有り。

Diag:電源の破壊

T:スイッチング電源の交換

考察:埃に因り放熱ファン軸が固着。回転抵抗の増大→固着と云う経緯の間に、電流が増大し、スイッチング素子への負荷が増大し、素子の破壊を招いたと思われる。

 総括:いずれの機器も○国、○れーしあ、○湾、○鮮製で有る事がほとんどで、基幹部品も全て海外製である。故障の主原因は、放熱のトラブルである。

全ての事例で、放熱ファンの品質に疑問を感ずる。

 ペルチェ素子タイプのワインクーラーで、放熱ファンが常時回転しているタイプは、すぐさま国産品のファンに交換し、週に1度は必ずファン吸い込み口に付いた塵埃を掃除する事だ。出来たらコンパウンドも交換するとなお良い。

 そもそも温度制御していない時にも常時ファンを廻すと云う設計自体がおかしいと思う。pwm制御だろうが、どういうルーチンを組んでいるのか?疑問。

安物買いの銭失い。安価なワインクーラー(セラーとは呼べないし、うたっていない)は買ってはイケナイ。

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