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2008年1月18日 (金)

天井内張の張り替え

先日遂にベンツの天井内張を張り替えした。最大の疑問点であった「天井はドアから取り出せるのか」は、杞憂に終わった。柔らかい天井板(?)だったので、若干変形させつつ取り出す事が出来たのだ。以下、ノウハウ・情報を公開します。

 供用車:W124 260E 90年式 右ハンドル ディーラー車

 内張用の布地:MY工房(http://www.car-custom.jp/example_ceiling/index.html)にて調達。通販も可)約1万円

 接着剤:MONOTARO(モノタロウ)にて通販調達。
    1:コニシZ-3 2本 1本1385円
    2:SUNSTAR ペンギンセメント 332 1本 640円

 タワシ:100円ショップにて シュロタワシ 2個 取っ手付きビニルブラシ 1本

作業手順:①天井板を外す・・ルームミラー、サンバイザー、室内灯、取っ手、ピラーカ  バーを外し、ドアトリム、車体側ウエザーストリップを外す(天井板?が引っかかりそうなモノ、天井板にネジ止めされているモノは全て外す)。サンバイザーが格納されるボード(室内灯が装着されているボード)は手前側に引くと外れます。天井板も後ろへ引きながら外します。フックが2個有ります。
    
     ②天井板を車外に出す・・W124の場合、天井板は2~3ミリのグラスファイバー?製でしたので、若干変形させながら後部ドアから取り出す事が可能でした。小生は左後部ドアから出しました。前席のヘッドレストは2つ共外し、助手席は一杯迄前に出し、倒しておきました。天井板は助手席左側とシートベルトが付いているピラーの間に滑り込ませて変形させつつ引っ張り出します。いくら柔軟性を持っているとは云え、あまりに無理をすると折れ目が付きますので、程々に。車外に出すのは、次に述べる下地造りを簡単に済ませる為です。
    
     ③接着下地を造る・・浮き上がっている古い天井ビニールを剥がします。純正の布地?は、ビニールに数ミリのウレタンスポンジが接着されているモノですが、経年変化によってウレタンが加水分解され変質し、布から剥がれます。めくると判りますが、既にスポンジとは呼べない、粘着性物質になりはてています(古い布ビニールの再利用は、変形しているし出来ないのでは無いでしょうか。小生は廃棄しました)。
       
      天井板からスポンジカスを除きます。シュロタワシやビニールブラシでこすると、面白いように取れます。タワシは3個位用意しておいて、1次、2次、仕上げと使い分けると、より、きれいに仕上がります。内装のプロに聞きましたが、この、スポンジカスを如何に十分取るかが、内装張り替えのキモだそうです。シンナー等で完全に取る必要までは有りません。取っ手付きの少々固いプラスチック毛?ブラシは1次用として持ち易く使い易かったです。
    
     ④接着下処理・・天井板車内側縁に沿って、幅2CM程にペンギンセメントを薄く塗ります。天井板は接着剤を吸い込みますので、1回先に塗って目止めし、本貼り時に接着剤が吸い込まれるのを防ぐ為です。布を折り返して貼る裏側部分にも同じ様に下処理しておきます。剥がれるのは縁からですから、ソコを、より強力に接着する為です。
    
     ⑤天井布貼り付け・・作業は2人でするのが良いでしょう。小生は1人で貼りましたので、案の定少しシワが出来てしまいました。小生の場合は、縦に2分割し、右半分→左半分と貼りました。
       
       後述となりますが、この時④と同じ目的で天井板全面にスプレーのり(Z-3)を下塗りしました。布貼り付け時には、布地と板両方に再度スプレーします。接着は強力ですから、一発勝負です。のりを付ける前に、シワを伸ばすシュミレーションをすると、まだ、マシかもしれませんが、回数をこなさないと完全にシワ無く貼るのはシロウトには無理と思われます。つまり、若干のシワは出来ると思った方が良いです。・・垂れているよりはマシですよ。シワを恐れるあまり、布地を引っ張りすぎてはいけません。時間と共に縮まり、剥がれます。その見極めがむずかしいし、シロウトには無理なんじゃないでしょうか。小生は出来るだけ引っ張らない様にして貼り付ける様、心がけました。
     
     ⑥天井板を戻す・・外した時と逆に作業するだけです。きちんと貼り付けてあ      れば、入れる時に多少変形させてもシワにはなりませんでした。

  補足1:ペンギンセメントはクサイ。車専用に製造されている接着剤なので耐熱性等は心配無いのですが、シンナー成分が多いです。弱いヒトにはかなり強烈かも。色はボンドG-17そっくりです。車専用接着剤ですが、布全面の貼り付けには使わない方が良いです。色が黄色ですから布に浸みた時、外から見えてしまうからです。 

 それに対しコニシz-3は、のりの色が透明~白色なので、多少浸みてもあまり気になりません。接着力や耐候性は車用接着剤と同等の様です。3M社から車用スプレーのりが販売されていますが、こののりの色は黄色ですので、上述の理由から我々シロウトが使うには適していないと思われます。

 補足2:作業には有る程度の広さが必要です。天井板は車外に出すと意外と小さそうでデカイです。また、地べたに置いて作業するより、テーブル等の上に置いて作業する方がはかどります。

 補足3:スポンジカスをタワシでこすると、注意していてもかなり飛び散ります。カスは粘着性が有るので、スリッパなどで踏むと部屋中を汚染します。事前にブルーシート等で養生が必要です。接着剤噴霧でも辺りを汚染しますので、養生は必須です。

 補足4:業者で施工してもらうと、5万円程掛かるとの見積もりでした。     

  補足5:1日有れば全ての作業は出来ると思いますが、小生は2日に分けて作業しました。
 
 総括:もう一度やればシワナシで貼る事も可能と思われます。思っていた以上に簡単な作業でした。

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