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2007年2月17日 (土)

石油ファンヒーターの修理

 SHARPの石油ファンヒーターが友人の店の横に捨ててあったので拾ってきた。一応点火はするのだが、炎の形と色がおかしいし、直ぐエラーが出て止まってしまう。

以前修理したCORONAのヒーターは、不良灯油(夜間徘徊とかしている訳ではない)使用で、気化ポットの中に炭化物が蓄積していた。修理はポットを外し、サンドブラストしただけで簡単に直った。

その事を思い出し、友人には「簡単に修理できるよ。直ったら店で使って」と言って、引き取ってきた。

早速外装を外してみると、コロナ製とは気化器の構造が違う。さすがシャープ・・と思ったが、サーフィンしてみると、何処も同じ原理の気化器を使っていた(「ラジウス」タイプ・・と通称されるらしい。ラジウスねぇ・・小生はアッチのラジウスを思い浮かべるね。ま、灯油を使ってゴウゴウいわせるのには変わらんか)。

気化器は、車で云うと「インジェクション」だった。・・早速分解。故障原因はご多分にもれず不良灯油使用に因る炭化物の蓄積が原因だった。

インジェクション本体の油量調整ニードルや、スリーブ内にカーボンがびっしり。ノズルも詰まっていた。

インジェクションボディにバインドしたセラミックヒーターで加熱して、蓄積したカーボンを燃やしてしまうと云う「クリーニングモード」が有るのだが、分解した限りでは、その程度では直るとは思えない。

さくさくっと分解して、掃除。本体タンクには水が溜まっていた。

あのカーボンの着き方は異常に思える。ひょっとしたらジュースとか牛乳とかをこぼしたのが入り込んだのかもしれない。

 さて、試運転・・よい、良い。きちんと点火し、カロリー調整もオッケー。臭いもしない。

念の為、クリーニングもする事にした。説明を読むと、程度によっては3回程連続してヤルと良いらしいので、3回やってみた(1回2時間程なので、6時間以上かかった)。

分解清掃だけの時よりは、全力運転時の炎の形や色が良くなった・・ようだ。

ポット気化器は能力の微調整が効かないが、動作機構が無いので、製品寿命は長いだろう。

ラジウスタイプは色々微調整が効く分だけメカが多すぎる。製品寿命も長いとは思えない。

ちなみに家で使っているファンヒーターはCORONAの「ポット式」である。

 直したヒーターは近々れっどとっぷに納品する予定・・っーか、早くエアコン直したら?

いつもの警告:灯油漏れ・漏電は即、火災発生につながるし、不完全燃焼は、流行りの一酸化炭素中毒で「死」につながります。追試を試みるのは自由だけれど、責任は自分に有るのを忘れずに。

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2007年2月14日 (水)

ウォシュレットの修理

15年間使ってきたT●T●社製のウォシュレットが故障した。

水道検針の方に「水がもれてますよ」との指摘が有ったのだ。

結構前からウォシュレットから水漏れ(便器内に)水漏れしていたのには気づいていたのだが、ちょろちょろだったので放置していたのだが、まさか検針に引っかかる程の量だとは思っていなかった(最近の量水機は優秀だな)。

早速本体に記載されているコールセンターへ電話したところ、翌日には技術者が来てくれた。

型式を確認し本体を分解すると、原因は直ぐに判ったようだった。

「定圧ユニットの故障です。残念ながらこの型の補修部品はもう、有りません」。

やむおえん。自分で修理しよう。

定圧ユニットを分解すると、内部のゴムパーツが劣化している。どうやらコレが水漏れの原因のようだが、特殊形状で代用品も使えない。

さて、困った。洗浄機能等の基本機能は全く異常が無いのに・・。

 ・・・で、どうしたかと云うと、ウォシュレット給水管とメインの水道管の間に電磁バルブを入れて、トイレの照明スイッチと並列に継いだ。

 このウォシュレットは内部に貯湯タンクが有り、常時適温の温水を貯めるタイプなので、長時間給水を断っておくと、水が蒸発し、空焚き状態になってしまう(実際は水位スイッチが有り、ヒーターへの給電を停止し、本体がエラー停止してしまう)。

定圧ユニットはこの「蒸発分」を監視し、減った水をタンクに供給する役目が有る様だ。

トイレは一日に何回も使うものなので、今回の「電灯並列電磁バルブ」方法でも十分機能している。

電磁バルブは100Vで動作するので、無論漏電監視ユニットを間に入れてある。

ウォシュレットの漏電ユニットとパラにつなぐ場合は、電磁バルブの逆電圧のせいで本体が誤動作してしまう。コレを防ぐには、トライアックをゼロ電圧で同期させてスイッチングさせればノイズが出ないで済む。秋月電子でキットが出ているので、これを使うのが簡単で良いと思われる。

 追試しようと思った勇者は、自己責任で試してね。もちろん電磁バルブに低圧のDCを使い、アイソレータートランスを使うべきだし、本来改造なんてしないで新品に買い換えるのが・・・お尻のみならず命を守る事になると思うケド。

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2007年2月13日 (火)

心電計のギア作製

 20年近く前に購入した3軸同時記録心電計の、記録紙を送り出すローラーを駆動するギアが割れてしまった。

ゴムローラー軸に圧入してあるギアなのだが、プラスチック製で、まぁ、経年劣化としか言いようが無い。

この手の修理は(よしんばパーツが有ったとしても・・20年前の補修部品が有るとは思えないが・・)請求額が莫大になる事がほとんど。

・・で、なんとかならないかと思い、複製する事にした。

割れたギアは(多分)ナイロン製。材料が手に入らないと思われるので、東急ハンズへ行き、色々あさってきた。

割れたギアを元通り組み立て、型取りは「ブルーミックス」なるシリコン?ゴムで取った。青と白のペーストをグニグニ混ぜて、気泡が入らない様にオリジナル・ギアに押しつけ、放置。

それ程精度が必要な訳ではないので、このタイプの型取り材で正解だった。なにより簡単なので。

 樹脂は同じくハンズで購入してきた「ポリエステル低臭タイプ」・・2つ作製したのだが、コレは上手くなかった。表書きに「バイクの外装等」とも書いてあったのだが、硬すぎる。粘りがないのよ。駆動軸へ圧入する時点で2個共割れてしまった。

 さて、樹脂を換えて作るにも、もったいなさ過ぎる。何しろ20gの樹脂をミックスしてほとんど捨ててしまう事になったので、いまさら500g買うのもなぁ・・。

で、メチルメタクリレート(入れ歯のヤツ)で作ってみた。一般の人は「プラリペア」で代用(アレも同じ物かもしれない)可能です。小生はピンクのギアが出来ました。

コレは良かった。さすがに粘りも堅さも有り、見事圧入にも耐え「今のトコロは」正常に記録紙を送り出している。

型は丈夫なので、あと2,3個予備に作っておこう。

・・あぁ、また直してしまった。プロパーはもう新製品のカタログを持ってこなくなってしまって久しい(壊れたら買うからね・・と何時も言っていたので)。普通自分で直さないよな、やっぱり。

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