イリジウムプラグの性能
車のアイドリングが不安定になり「あぁ、またドコか壊れた・・」と思っていたが、先般オートバックスで受けた電装チェックでプラグの劣化を指摘されていたコトを思い出してプラグを外してみた。
・・見事に摩耗していた。外側電極の厚みは半分位になり、変形。中心電極のイリジウムチップは、溶接されている根本部分まで無くなっていた。
これではオシロで異常波形が表示される訳だ。
オートバックスのメカニックは「今すぐ車が止まる訳では無いので、心配は無いです」と言っていたので、交換は先送りにしていたのだが、外したプラグを見る限り、即座に交換を提案してくれた方が親切なモノだと思った。
・・鳴り物入りで発売されたイリジウムプラグ、小生は発売直後に購入し、アウディは無論バイク2台にも取り付けた。
しかし、何の間違いか「10万キロ無交換じゃっ!!」と思いこんでしまっていたが、実際は1.5~2万キロ交換だったのだね。
それをおそらく3~4万キロは使用してしまった訳だ。
推奨交換時期を確認するためにメーカーのh.p.を観て驚いた。各メーカー共、外側電極に白金を溶着した「高寿命タイプ」を発売しているじゃありませんか。
「寿命が短すぎる」と云うクレームが続出したコトは間違いないと思う。
アウディを持ち込む工場のメカニックは「イリジウムは良いことナシ!」と言い切っているし、バイク屋では「かぶり易いね」と云う意見を聞く。
そんな訳で、今回小生は純正の3極プラグをつけるコトにした・・イリジウムに替える前に外しておいた走行使用50km程のほぼ新品だ。
値段は今でも1本1300円程だと思うので、イリジウムと変わらない。
純正と云っても製造はNGKなので品質に心配は無い。
・・やっぱり古い車には古いプラグが合うのだろうか?
そうそう、アイドリングの不調は、まぁ、改善した様に思われる(あまりに古いので、ドコが悪いのか正確には判らないのだ・・)。
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