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2006年8月10日 (木)

冷蔵庫の修理

 約20年前に購入し、3~4年前(!)に故障してTV台代わりになっていた東芝の2ドア冷蔵庫を修理した。

暑くなり、西瓜だの瓶ビール等がメイン冷蔵庫に入り切らなくなってきて、やむおえず復活させることにしたのだ。

故障の状態は、圧縮機が運転していにもかかわらず、冷えはもとよりガスの流れる音もしなくなったので、ガス漏れと診断していた。

圧縮機の低圧側パイプを切断しても、案の定ガスは1CCも出てこなかったので、診断は正しかったようだ。

今回復活させるにあたり、一番ガスが漏れやすいと思われる冷凍室から分解を始めた。

因みにこの冷蔵庫は「直冷式」と呼ばれるタイプで、近年はやりの3ドア式の様にエバポレーターが有る訳ではない。冷凍室や冷蔵室の天井/周囲に吸熱パイプが配置されているものだ。全くもって単純な構造である。

 冷凍室の天板をめくると、ギッチリ発泡ウレタンが充填してある・・と、云うより、天板を接着してから発泡ウレタン液を充填し、発泡させた・・と云うのが正しい。

ドライバーを差し込み、大胆且つ細心の注意をはらいながらウレタンをはがし、冷却パイプを調べたが、何処にも漏れている様なキズ/穴/汚れは見られず、パイプ自体も綺麗な状態だった。

漏れはココではなかったのだ!!

発泡ウレタンスプレーを使い、剥がしたウレタン板を再度張り直した。隙間にもきっちり充填し直しておいた。

さてさて、原点に還り、外観から再び調査してみたところ、背板/放熱板に妖しく錆びた部分を発見した。

再び大胆且つ繊細に・・バリバリ剥がした所、ビンゴ!錆びてやせ細った放熱パイプを発見した。ピンホールが有る。・・天板を剥がしたのは無駄/骨折り損だったのだ。つまらんなぁ。

冷却サイクル部品はアルミか銅が定番だと思っていたのだが、今回分解した東芝の冷蔵庫は鉄パイプが使われている。鉄パイプに銅メッキをかけてある。制作費を廉価に抑える為だろうか?あるいは長期運転を考えた耐久性を求める為なのだろうか?

 冷蔵庫はエアコンと違って完全なクローズド・システムなので、圧縮機のトラブルさえなければ長期間ノーメンテナンスで動き続ける。家庭用電化製品の中では扇風機の次に長寿命なのではないだろうか。

初めは穴を半田で塞ごうと思い何回かチャレンジしたのだが、ス穴状にパイプが錆びていて、サンドブラストしてみても上手く半田が乗らない。結局錆びている部分を含めて大胆に切除し、銅パイプで作り直してロー着けして移植してしまった。チッソブローをしていないので、内面に酸化皮膜が出来ているだろう。オリフィスに詰まると致命的だが、まぁ、イイや。

アクセスバルブをロ-着して1時間減圧。ガスを等圧まで吸わせてしばらく圧縮機を運転後、再び1時間減圧(長期間放置してあったので、気休めで2段減圧した)。

カーエアコン用添加剤を1本入れ、サービス缶から70gガスを注入(規定量100g)。

試運転・・ありゃりゃ、間欠運転しないゾ。結果、サーモ不良が判明。取り外しのサーモを付けて、運転再開。・・うん、うん。まずまずイイ様だ。

さて、連続運転試験をして様子をみるべし。

注意:修理にはそれなりの知識と技術を必要とします。特に高圧ガスを使用するので、真似しよーとスル暇人/変人は事故の無い様に、自らの責任において行動して下さいませ。

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